C-K Generations Alpha to Ωmega



特別編 超天空の難破船団(ロストシップス)



By東海帝皇(製作協力:ドミ)



前書き

エースヘヴンにおいでの皆様、こんにちは。

この「C−Kジェネレーションズ アルファトゥオメガ」番外・特別編シリーズは。
コナン映画を、Cジェネの世界設定で、書き変えたものです。
基本的に、東海帝皇&ドミの「映画への不満」が大きい程、特別編が描かれる傾向にあります。

特別編を書く予定リストの中に、名前があがっていない映画は、東海帝皇&ドミが、(細かな部分では色々あれど)概ね満足している映画、です。
(ただし、「銀翼〜」「水平線〜」がリストにあがってないのは、Cジェネの世界に置き換えが困難という理由です。不満は結構あります。)


元々、このシリーズ自体は、「名探偵コナン」&「まじっく快斗」の世界をベースにし、現段階での原作の後日談という形で描いてありますが。
色々な意味で、世界観が異なる部分も大きい事を、ご理解下さい。

まず、この世界は、魔法が存在します。強い精神力を持つ人は、通常にない力で戦う事も出来ます。
魔法の力を持つオリキャラが、沢山出てきます。

コナン君と怪盗キッドは、「C−Kジェネレーションズ」という「光の勇者」のチームの、リーダーとサブリーダーです。
お互いに、相手の正体を知り、協力して、人類の敵(笑)シャドウエンパイアと、闘っています。
闘いに使う力は「光の力」、まあ超能力みたいなものだと考えて頂ければ。
そこら辺で既に、不思議な力が存在しない筈の、名探偵コナンとは、世界観が異なります。


チームに所属する蘭ちゃん青子ちゃんその他の面々は、少年探偵団を除き、コナンとキッドの正体と、キッドの目的を、知っています。
そして、コナン君と蘭ちゃん、快斗君と青子ちゃん、平次君と和葉ちゃんは、それぞれに、「恋人同士」になっています。

キッドが狙う命の石「パンドラ」は、このシリーズの鍵を握る存在で、複数ある事が知られています。
シャドウエンパイアもパンドラを狙っており、それ以外にも様々な理由から、コナン達もキッドに協力して、パンドラを探し求めています。

パンドラは、特定の女性を「パンドラマスター」として認めた場合、その女性とパートナーに対して、大いなる力と絶対的守護を与えます。


特別編「超天空の難破船団」の時点で、見つかっているパンドラと、パンドラマスター及びそのパートナーは、以下の通りです。

レッドパンドラ:毛利蘭・江戸川コナン(工藤新一)
ブルーパンドラ:中森青子・黒羽快斗
グリーンパンドラ:遠山和葉・服部平次
トワイライトパンドラ:灰原哀・少年探偵団(江戸川コナン、吉田歩美、円谷光彦、小嶋元太)

基本的に、恋人がいる場合は、恋人がパートナーになりますが。
恋人がいない場合は、友人や血縁者などの親しい者が、パートナーになります。
ただし、マスターもパートナーも、パンドラ側から強制的に割り当てられるもので、人間の側が恣意的に選ぶ事は出来ません。
マスターとパートナーに選ばれた人達は、戦闘において非常に有利になる反面、色々と大変な部分があります。

パンドラとマスターとでは、名前はともかく、石の方が主で、マスターの方が従の関係であるという事。
マスターがどんなに願っても、パンドラパワーが発動してくれない事も、多々あります。
また、パンドラパワーも無限ではなく、大きな戦いの後は、暫くチャージ期間を設ける必要もあります。(ただ、非常時には、消耗していない他のパンドラからの力を借りる事も、可能です。)

恋人がパートナーになっている場合は、パンドラ必殺技(通常の必殺技とは異なる)炸裂後に、パンドラマスターとパートナーとの、お互いに限定された性欲が異常に高まり、二人が交わるまで、それがおさまる事がないという、とても困った現象が起こります。
という事で(?)、新(コ)蘭、快青、平和の3組は、既に「体の関係」が、あります。

作中、時折、会話に微妙な含みがあるのも、そういう理由によります。


以上の事を踏まえた上で、宜しければ、この先にお進みください。



東海帝皇&ドミ拝




第1部「The Lost Ship in The Sky」に続く。