秋祭り



By ドミ



(2)薔薇



蘭は、昨年着た浴衣を見ていた。

紺地に白と赤の花火が描かれたもので、結構好評だった。
けれど……。

去年、蘭は、コナンの前でいくども同じ着物を着ていた。
相手が新一だとは知らず、新一に見て欲しいと思いながら……。

浴衣は、年に何回も着るものではないし、去年と同じ浴衣でもいいのだろうと思う。
でも蘭は、今年新一に、去年とは違う着物を見て欲しいと、思っていた。

『でもきっと……贅沢だって、言われちゃうよね……』

浴衣は、着物の中ではそれほど高いものではないが。
それでも、染めが良く生地がしっかりしているものは、相応の値段である。

新一に、去年とは違う浴衣姿を見て欲しい。
けれど、新しい浴衣を買うのは憚られる。
葛藤していた日々の中で。

園子が浴衣を買うのにお付き合いするため、街を歩いていて、突然、「それ」が目に飛び込んできた。



   ☆☆☆



「毛利さんの着ているもの、和服とは少し違うようですけど」

ジョディが首をかしげて言った。

「これ。浴衣ドレスっていって……実質、ワンピースなんです」

蘭が一目惚れしたのは、浴衣に似て非なるもの、浴衣ドレスだった。

「浴衣ドレスってさ。小さな子が着るのは可愛くても、大人の女が着ると下品になるって思ってたけどねえ。ミニスカートなら、なおさら」
「園子……」

いつもはアーパー風なセリフをはく園子だが、時々、「やっぱりお嬢様だ」と思わせる言動を取ることがある。

「でも、なんか蘭が着てるこれって、ミニの浴衣ドレスなのに、すごく上品に見えるんだけど」
「そうね。店で見て一目惚れしたんだもの」

全体的に赤く華やかで、浴衣にはありそうにない薔薇の模様が描いてある。
着物ドレスは生地はぺらぺらしている事が多いが、これはそのようなこともなく、落ち着いた上品なイメージだった。

「よく似合ってるよ」
「ええ。綺麗だと思うわ」

友人たちが褒めてくれる。

「ありがとう。良かった……お母さんからは、浴衣ドレスなんて下品なものはやめなさいって、怒られちゃったの……」

昨夜、母親と電話で話したことを思い出す。
蘭が「可愛い浴衣ドレスを見つけた」と話をしたら、母親から散々に言われて、かなり凹んでしまったのだった。

蘭の母親・英理は、妙に杓子定規なところがあり、その職業柄もあるのか、自分自身がいつもきっちりした格好で、蘭に対しても、それを要求するところがある。
蘭は基本真面目な娘だが、年頃だし、少しくらいは、はっちゃけた服装をしたいと思う。
けれど……父親に対しては結構強気で言い返せるが、母親には今一つ強気になれない蘭である。


「蘭のお母さんは、実物を見てないからよ。これは上品で可愛いと思う」
「うんうん。これだったらきっと大丈夫。それにきっと……工藤君も気に入るよ」
「新一は、こういうの、興味ないし分からないんじゃないかな」

蘭は本音とは裏腹のことを口に出した。

本当は。
新一は、どう思うだろう?
気に入ってくれるだろうか。

それが気になって仕方がなかったのに。


男性たちとの待ち合わせの場所に来た。
驚いたことに、全員、浴衣姿だった。

蘭の眼差しは新一だけに向かう。
蒼い縦じま模様の浴衣に麦わら帽子といういでたちが、意外と似合っていた。

まさか新一が浴衣を着てくれるなんて。
蘭の胸はそれだけで躍る。


8人でぞろぞろと歩いていたが、少し経つと真純が強引に安室を連れて行った。
いつの間にか、園子と真の姿も消えている。

新一は秀一に何か耳打ちすると、蘭の肩を抱いて歩き出した。


「新一?」
「ガキじゃねえんだし、集団行動もねえだろう」
「でも……」
「赤井さんもそろそろ、一歩踏み出しても良い頃だ」

赤井秀一の恋人が昨年亡くなったこと、それは蘭もその死に立ち会った広田雅美(本名:宮野明美)であったこと、そして彼女は灰原哀の姉であったこと……などを、今の蘭は知っている。
そして、ジョディが赤井秀一に想いを寄せているということも。

「でも……明美さんが亡くなって、たった1年でしょう?それで前に進むって言っても……」
「昔、赤井さんとジョディ先生は付き合ってたからな」
「ええっ!?」
「明美さんと付き合うことになって、ジョディさんと別れたと聞いてる」
「……」

蘭は、複雑な気分になった。
秀一が心変わりしたということなのか?
そういうことも世の中にあって仕方がないことは、一応、わかっている。
それでもどうしても、蘭には「心変わり=裏切り」と感じてしまう。

それに……新しい恋人が亡くなったからと言って、おめおめ戻れるものなのか?
去った方も去られた方も、簡単には行かないだろう。

「蘭」
「なに?」
「そろそろ、オメーの隣にいる恋人のことだけを考えて欲しいもんだけどな」

新一の言葉に、蘭は真っ赤になった。
秀一とジョディとのことで頭が占められていたのは事実だけれど……。

「カッコつけちゃって」
「は?カッコつけ……って、オレは別に……」

隣を見ると、新一は何となく傷付いたような不貞腐れた表情をしていた。

「初めて会った時からずっと、オメーが、オレの期待通りの反応をしたことなんてねえよな」
「何よそれ?」
「オメーはオレにとって、最大の謎だよ」
「新一は、大きな謎が好きなんでしょ?」

言葉に出てしまってから、蘭は後悔したが、口から出てしまった言葉はもう戻らない。
新一は一瞬息を呑んで、真っ赤になって蘭を見詰めた後、顔を背けて言った。

「ああ……そうだよ!」

そしてスタスタ歩きだしたが、蘭の手をグッと握っていたので、蘭はつんのめりそうになった。


ロンドンで新一が告白した時。
色々と妙に回りくどい言葉を使っていたのに、何故蘭に新一の気持ちが伝わったのかと言えば。
蘭に「新一は厄介な難事件が好き」という認識があったから、だった。

(そんなに、わかりにくいかな、わたし……?)

新一の目には、蘭が、他の女の子たちより気難しく分かりにくい女の子に見えるのだろうか。

「ねえ、新一」
「んあ?」
「新一にとって、もっと謎な女の子が現れたら、新一はその子のコト好きになっちゃうの?」
「はあ!?」

新一は蘭を振り返って盛大に溜息をついた。
そして、頭をくしゃっとしようとして、帽子が落ちかけ、慌てて帽子をかぶり直す。

「あのな。謎な女が好きなんじゃなくて、惚れた女が謎なんだよ!」

蘭はちょっと考えた。
そういえば、ロンドンでの告白の時、新一が「惚れた女の心を正確に見通すなんてホームズでも無理」と言っていたなと、思い出した。

「新一にしては、回りくどくなくて、とても分かりやすい説明ね」
「あっそ」

新一は素っ気なく言って、ふいっと顔を背け、また歩き出した。
しかし手はしっかりと握ったままだ。


蘭が新一への恋心を自覚してから2年半。
幼い頃から知っていて、大好きだったけれど、男性として意識し愛するようになってからはそう長くない。

まだ高校生の蘭には、この先の人生の長さなど想像もつかない。
それでも、新一とは、ずっと一緒に歩いて行きたいと、思う。

新一がいつから蘭のことを「好きな女」と思ってくれていたのかは分からないけれど。
この先ずっと一緒にいたいと、新一が思ってくれていたら嬉しいと思う。




出店の中に、射的があるのを見つけた。
蘭はふっと、昨年の祭りのことを思い出していた。

『蘭姉ちゃん。これ、あげる』

眼鏡を掛けた子どもが、蘭に差し出したものは、光る指輪だった。
安物のおもちゃだったけれど、祭りの夜、それは幻想的な光を放って綺麗だった。

『コナン君……ありがとう……』
『そのさ。新一兄ちゃんが戻ってきたら、おもちゃじゃないホンモノの指輪を買ってもらいなよ』

思い返して、真っ赤になる。
あの時、コナンの内にいる新一は、蘭にホンモノの指輪を買ってくれる気があったのだろうか?


「新一……」
「ん?どうした、蘭?」
「……射的が……」

昨年、コナンが蘭にくれた指輪は、射的の景品だった。
コナンは、甚平を着て、蘭・園子・真純の他、少年探偵団たちと一緒に祭りに来ていたのだった。

「やらないの?」
「やらねえよ。だってあれは、ガキのためのもんだろが」
「だって去年……」
「去年は、ガキだったから」

自嘲的にそう言う新一に、蘭は何も言えなくなった。

「あの……」
「んあ?」
「哀ちゃんと歩美ちゃんには……?」
「何の話だ?」
「ううん……」

たとえおもちゃの指輪でも、嬉しかった。
コナンが……新一が蘭に指輪をくれたのが、嬉しかった。

それに。

『来年はホンモノの指輪を買ってもらいなよ』

あの言葉、新一は忘れてしまったのだろうか?
それとも、「コナンの言葉だから:と軽く考えていただけなのだろうか?


不意に。
一陣の風が吹いた。
昼間の暑さが嘘のような、少し冷たい風。

「あ……」
「風の音にぞ驚かれぬる……だな」

新一がちょっと笑って言った。

「やっぱ、秋だなあ」
「新一……」

新一が繋いだ手をきゅっと強く握る。

昨年は、蘭がコナンの手を引いていた。
今は、新一が蘭の手を引いている。

新一は、優しいのに。
こうやって、2人の時間を大切にしてくれるのに。
何だか、胸の中に、冷たい風が吹くような気がするのは、何故なのだろう?


「……そろそろ、時間だな」
「えっ?」

蘭が聞き返そうとしたとき、特有の「ヒュルヒュル」という音が聞こえた。
夜空に、大輪の花が咲く。

少し遅れて、お腹の底に響く振動と共に、「ドーン!」という低い大きな音がした。

次々とあがる花火に、目を奪われる。

「……今年は、オメーと一緒に見たかった」
「去年も、一緒に見たでしょ?」
「去年は……目線が違ってたからなあ」
「……」


秋祭りの花火は、ここ数年、毎回一緒に見ている。
一昨年までは、幼馴染として。
2人きりじゃないことの方が多かった。

そして、昨年は、コナンを含め少年探偵団の皆と一緒に。

今年は初めて、恋人同士として2人で見る花火である。

花火はもちろん、とても綺麗で、見たかったけれど。
お互いに、花火の合間に、相手の横顔を見ていた。

新一は、花火より何より世界で一番美しいものがここにあると思って見ていたし。
蘭は蘭で、新一のやや精悍さを増した顔に見惚れていた。


「この先ずっと、2人で……花火を見れたらイイね」
「いや……そういう訳にも行かねえだろう」
「えっ!?」

新一から返って来た言葉に、蘭は冷水を浴びたような気持ちになる。

「多分だけどな。まあ必ずしも恵まれるとは限らねえし……」
「……わかった。もういい。新一は……」

新一はずっとわたしと一緒にいようとは思ってくれないんだ。

その言葉を喉から出すことはできなかった。
喉がひくつき、目頭が熱くなる。

「蘭?」
「きょ、去年のコナン君の言葉も、ただの……ただの……わ、わたしの気持ちを知ってたから……」

新一の困惑した空気が伝わってくる。
が、蘭はそれを配慮する心の余裕をなくしていた。

「来年も再来年も、ずっと一緒にいるかどうかなんて、わからないものね。わたし達、まだ高校生だし!」
「蘭!」
「離して!」

逃れようとする蘭を新一は強引に引き寄せ、唇を重ねる。
強引で荒々しい深い口づけ。
舌が蘭の口内に侵入して蘭の舌を捉える。

最初は抵抗してもがいていた蘭も、徐々に大人しくなり、新一の胸元を掴んで力が抜けて行った。

周囲の人たちは花火に気を取られて、恋人同士のいさかいも口付けも気付いていない。

ややあって。
新一は蘭を解放した。
蘭が潤んだ目で恨めしそうに新一を見る。

「ずっと一緒にいるさ。オメーを放す気はねえ。ただ、2人きりとは限らねえだけで」
「何よそれ!?」
「だって……家族、増えるだろ?多分」
「はあ!?」
「オメー、子ども、欲しくねえのか?」

ここに至ってようやく蘭は、新一の「2人きりじゃない」という意味を理解した。
新一がそこまで考えていることに驚き、同時にきまりが悪くなる。

「な、何バカなこと言ってるのよ!?」
「バカな事って……」
「だって!プロポーズもまだなのに!」

言ってしまってから蘭は、これはプロポーズしろと強要してしまったのではないかと、内心慌てまくっていた。

新一は大きく息をついて……暫く黙って花火を見上げていた。
蘭も花火を見上げる。
涙で揺らぐ花火は、それはそれで綺麗だったけれど。


『わたし……バカだ……何で不安になってたんだろう?新一はわたしの事、真剣に考えてくれていたのに……』

ふと気づくと、新一が蘭の左手を取り、薬指に固く冷たい感触があった。
思わず蘭が手を見るのと、新一の「やべっ!」という声がしたのとは、同時だった。

小さいがまばゆい光を放つ石がはまった指輪。
ただそれは、蘭の指には大き過ぎてブカブカだった……。

「新一……?」
「カッコわりぃ。ごめん、蘭」
「ううん、そんな事……すごく嬉しい……」
「仕方ねえ。サイズ直し、してもらってくっか」
「うん……」
「それまで、ここは……」
「大丈夫。仮の指輪があるから」

蘭は、巾着の中に入れていた指輪を取り出した。
昨年、コナンが射的で取ってくれたものだ。

新一が改めてそれを蘭の指にはめた。

「歩美ちゃんとか、欲しがったんじゃない?」
「……んなもん贈って期待させる方が残酷だろ?いくらおもちゃっつってもよ」
「うん。そうかもね」


蘭の心にあった不安は、嘘のように綺麗に消えていた。

「店の人には、寝ているときに彼女の指に糸を巻きつけて測ると良いですよって言われたんだけど……」
「え……?」
「まだそういう機会はねえしなあ」

新一がコナンだった頃は、コナンの前でうたた寝したことはいくらもあるが、新一が元に戻ってからは確かにそういう機会もなかった。
ただ、新一の言葉の裏には別の意味が込められていること位、いくら鈍感な蘭でも薄々気づいていた。


花火が終わり、人ごみが動く。
新一と蘭も帰途に就いた。

「ねえ、新一」
「んあ?」
「今夜……わたし……」

一緒にいたい、という言葉が喉まで出かかったけれど、直前で飲み込む。

それを相手に伝えることが、どういう意味を持つのか、分からないほど子どもではない。
新一相手なら、何をされても良い、大人の関係に踏み込んでも良い、と思っているけれど。

女の方から誘うなんて軽蔑されるんじゃないかと、ためらってしまう。


『新一に、はしたない女って、思われたくない……』


新一と蘭とは、まだキス止まり。
2人共に、それ以上を望む気持ちがあるけれど、嫌われるのが怖くて、お互いに踏み出せないでいた。



新一は蘭を毛利邸まで送って来た。
窓を見上げ、3階の住居に灯りがついていないので眉を寄せる。

案の定、毛利邸には誰もおらず。
蘭は父親の小五郎に電話を掛けた。

「もう!お父さん!どこ行ってるのよ!?」
『んあ?蘭、オメー……帰って来たのか……』
「当たり前でしょ!もう、花火は終わったんだから!今何時だと思ってんのよ!9時よ、9時!」
『あーまあそのう……確か鈴木財閥のお嬢と一緒っつってたから、てっきり、豪邸に泊めてもらうのかと思ってたぜ』
「……お父さん……?」
『うっせーな!今夜は久々にツキが回って来てんだよ!多分……あ、いや!ぜってー、徹マンになる!』
「えっ!?な……何言ってんのよ、もう!」
『いいか!?明日の朝、9時までだぞ!9時!1分でも過ぎたら容赦しねえからな!』
「えっ!?ちょ、ちょっと、お父さん!?」


小五郎との通話は切れ、蘭は呆然と携帯を見る。

「じゃ、蘭。オレは帰るから。シッカリ戸締りしておけよ」
「えっ!?新一、待って!」

蘭が思わず新一の袂を掴んだ。

「蘭?」
「ひとりに、しないで……お願い……」

新一は大きく息をついた。
そして蘭に向き直る。

「あのな、蘭。オレはコナンとは違う」
「えっ!?も、もちろん、分かってるよ、そんな事……」
「いーや、分かってねえ。いくらオメーが腕に自信があったとしても、一旦寝付いたら簡単に目を覚まさねえことを、オレは知ってる。そしてオレは、もう子供の体じゃない」
「新一……?」
「これ以上オメーと一緒にいて、手を出さないで済む自信は、1ミリもない」
「……」
「大体な。今日のオメーの格好見て、理性が吹っ飛びそうだったんだからな」

新一がふっと笑って、蘭の額を小突く。

「んな顔、すんなって」
「だって……」
「泣くなよ。オメーが泣くと、オレはどうしていいか分かんなくなっから」
「だから!泣かせたくないなら、ひとりにしないでよ」
「蘭……」

蘭が新一にすがりつき、背中に手を回す。
新一も蘭をきゅっと抱きしめ返した。

「わたしを、新一のお嫁さんにして……」

新一が息を呑む。

「蘭……いいのか?」
「……新一の部屋がいい……」



   ☆☆☆



暑くても、秋の日の出は夏より遅い。
日が射し始めた部屋で、新一は、まだ眠りの中にいる思い人を見詰めた。

「タイムリミットの9時まで、もうあんまり間がねえな……」

床には、新一の浴衣・蘭の浴衣ドレス・2人の下着が散らばっている。
布団から少し見えている蘭の肌には、浴衣ドレスの薔薇の花に負けない赤い花がいくつも咲いていた。

珊瑚色のつややかな唇に触れる。
触れると軟らかく、新一の官能を呼び覚ます。

しかし、残念ながら眠り姫は、王子のキスでも目を覚まさない。


「愛しているよ……」


新一は、結ばれたばかりの恋人の耳に、そっと囁いた。




秋祭り(2)薔薇 了


+++++++++++++++++



10月の内に終わる筈だったのに……今は、冬の終わりですね。ははははは。

そういう積りで始めたのではなかったのですが、なんかどのお話もアダルティな展開に……ははははは。


第1話の後書きでも書きましたが、この秋祭りは、謎町の秋祭りイベントがもとになっております。
登場人物の格好は全部、イベントキャラの格好そのままです。

新蘭編はねえ。
蘭ちゃんが「浴衣」じゃなくて「浴衣ドレス」を着ている事に引っかかったのが、元になった筈なんですけどねえ。
なんか、そこらへんはどっか行っちゃいました。

唯一、謎町秋祭りイベントキャラじゃないのに登場したのは、まこっちです。
逆に、イベントキャラの設定があったけどお話の中で使ってないのは、哀ちゃん。
いや、彼女はゲットできなかったから(と言い訳して逃亡)。

さて、第3話は、謎町から離れて、快青の予定です。
ですが……このペースだと2016年秋ごろになりそう?
うーむ。


2016年2月13日脱稿



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