初詣戦線異常なし〜由美の勤番日記〜



byドミ



「ハーックション!!」

「宮本さん、大丈夫ですか?」
「だ、だひじょほぶ・・・よ・・・」

私の名は、宮本由美。
警視庁交通課所属の婦警よ。

今、何をしているかと言えば、初詣参拝客で賑わう神社での「交通整理」。
この厳寒期、屋外で制服姿で仕事しなきゃいけないの。
ぬくぬくのダウンジャケットも、ふんわりとしたマフラーも、何も使えない。

婦警さんと言えば、何かカッコ良いイメージがあるようだけど、現実は甘くないわ。
私、顔もスタイルもそう悪くないし制服もよく似合うと自負してんだけど、鼻を垂らしクシャミ連発のこの姿、とてもじゃないけどカッコ良いなんて言えないわよ。
制服の下は、使い捨てカイロだらけだわ。


警察官になって、交通課に配属されて。
年末年始は、必ず仕事で忙しいのが常。

別に、それが嫌な訳じゃないけどさ。
これが私の仕事だって、ちゃんと分かっているし誇りにも思ってるもの。

でも、今頃、友人の美和子と高木君が仲良く初詣と思うと、この寒空に寒風に吹かれて仕事なのが、泣けてくるわ。
え?
私には彼氏がいないから、悔しいんだろうって?
違うわよ。

私だって、そう悪くないと思ってるし、本気になれば彼氏の1人や2人、すぐにゲット出来る筈なんだもん。
でも、周りにはロクな男がいないし、本気で誰かに入れ込むなんて馬鹿みたいだって思ってるから、彼氏がいない事に焦ってる訳じゃないの。

ただ、こんな日には、1人寂しく寒空の下、クシャミして鼻水垂らしているのが悲しくなる事があるってだけよ。



警視庁捜査1課に所属する美和子達は、たとえ非番でも、事が起これば借り出される。
だから、クリスマスも年末年始も、仕事三昧で寝る間もないなんて事も、ある訳で。
どっちかって言えば、私の仕事より大変な事が多いだろうなって思うの。


でもね、でもね。
初詣期間は、私は「必ず」仕事なの。
彼らは、血生臭い事件さえなければ、お休みになる事だってあるの。


「ハーックション!」

ああ、この時期だけは、冷たい風が身に染みるわ。


「由美さ〜ん」
「千葉君?どうしたのよ?」

ようやく昼休憩交代の時間になって、一息ついていると。
何故か、捜査1課の千葉刑事が、声をかけて来た。

「いや、由美さんが米花神社で交通整理をしていると聞いて。はい、差し入れ」
「・・・・・・ありがと」

千葉刑事が差し入れてくれたのは、ハンバーガーとポテトとコーラ。
この寒空に、何で冷たいコーラなの!?と思わないでもないけれど。
差し入れをくれたのに、文句は言えないわね。

「捜査1課は、暇なの?」
「いや〜、俺、一応非番なんすけどね、いつ呼び出しがあるか、分からないっす」
「初詣に誘う女の子位、居ないの?」
「俺がですか?いや〜、今のところ生身の女の人には興味がないっす」
「・・・・・・」

千葉刑事も、悪いヤツじゃないんだけど。
そして、美和子ファンじゃない稀少な男なんだけど。
女に興味がない典型的オタクよね。
体形も太り過・・・い、いや、スタイルに大いに不自由しているようだし。

どうして、私の周りにはこんなのしか居ないかな〜?

仕事に邁進するのは、別に構わないのよ。
別に恋がしたいわけでもないの。
でも、周囲にロクな男がいない状況は、やっぱ泣けてくると思わない?


休憩時間にハンバーガーとポテトを食べ、コーラを飲んで・・・。
あったまるどころか、余計に冷えて来たわ、ブルブルブル。
私は再び垂れてきそうな鼻水をすすり上げながら、参拝者の交通整理に当たった。

食べ物を粗末にしたら、やっぱバチが当たるわよねえ。
とは言っても、せめて、飲み物だけは、あったかいのを買って来れば良かったわ。


   ☆☆☆


「あれれ〜?由美さん!?明けましておめでとうございます」

むむ、この声は。
何故かいつも事件現場に現れる、毛利探偵のとこの、ガキンチョ?

「ご、ごな゛んぐん・・・」
「明けましておめでとうございます。由美さん、もしや風邪ですか?大丈夫?」

ガキンチョの手を握って、姿を見せたのは、毛利探偵の娘の蘭さん。

「お゛、お゛めでど・・・い゛、い゛や、だん゛に、ざむ゛いだげ・・・」
「お仕事、いっつも大変だね。ハイ、これ」

そう言ってガキンチョ・・・い、いや、コナン君が差し出したのは、ココアの紙コップだった。

「蘭姉ちゃんがボクに買ってくれたんだけど・・・良いよね、蘭姉ちゃん?」
「ええ、勿論よ」
「あ、心配しなくても、ボクまだ、口つけてないから」

「あ、あ゛りがど・・・」

私は、ありがたく頂く事にした。
冷えた体に、温かいココアが染み渡る。
うん、大分あったまった。

コナン君も、時と場合によりけりだけど、結構気が回る子なのよねえ。
蘭さんも、とても優しい子だし。
2人の気遣いが、身に染みるわ。


それにしても、蘭さんって、とても可愛いと思うんだけど。
いくらコナン君が賢くて手がかからない子って言っても、正月そうそう、子守ってのも、何か気の毒じゃない?
帝丹高生なら、私と違って、周りにそれなりの男が沢山いそうなもんだけど。
何かいっつも、男の陰がないわよねえ。

私は交通整理をしながら、2人と会話を交わした。

「ねえ、蘭さんって、初詣デートをする相手、居ないの?」
「ええ?居ませんよ、そんな人!」

そう言いながら、蘭さんの頬がほんのりと染まる。
あ、これは誰か男が居るな?

「ら、蘭姉ちゃんにはね、シンイチ兄ちゃんが居るんだよ」
「こ、コナン君!!」

コナン君が横から言って、蘭さんが真っ赤になった。

「シンイチ兄ちゃんって?」
「やだなあ、シンイチはただの幼馴染ですってば!」

蘭さんがそう言って手をヒラヒラ振る。
でも、その照れた表情が、そのシンイチ君とやらが「ただの幼馴染」なんかじゃないって伝えてくれる。

だけど、私、そのシンイチ君とやらに、会った事ないのよねえ。
ん?シンイチ?待てよ。

「ねえ、もしかしてさ、そのシンイチ君って・・・」
「高校生探偵の、工藤新一だよ」

コナン君が代わりに答える。
何か、コナン君、妙に嬉しげで誇らしげじゃない?

「ボク、新一兄ちゃんとは遠い親戚なんだ」

あ、そう。
多分、コナン君にとって憧れの親戚のお兄さんなのね。

そうか、そう言えば、工藤新一君って帝丹高校生だったわよね。
ここ最近は、殆ど姿を見なくなっているけど。

私は何度か見かけた事のあるその姿を脳裏に思い浮かべた。
うん、見た目も結構良いし、探偵の娘である蘭さんとは、お似合いのカップルかも知れない。

「その工藤君って、今どうしてるの?」
「あ、新一は今、何か大きな事件を追ってて、なかなか帰って来られないんです」

ええ?
工藤君が長く不在にするような大きなヤマがあったら、私の耳にも入る筈なんだけど。
でも、そっか。
工藤君って両親アメリカに居るって聞いた事あるし、もしかしたらその事件って外国なのかもね。


蘭さんも、(本人は否定するけど)彼氏持ちかあ。
青春よねえ。
工藤君のような有能でイイ男となら、きっと長く続くわよねえ。


私はあの時代、彼氏もとっかえひっかえ居たんだけどさ。
何せ、ロクな男じゃなかったから、結局皆振ってしまったし。

あ。
私、回りにロクな男が居ないのは、別に今に始まった事じゃなかったか。
とほほほほ。


「じゃあ、わたし達そろそろ・・・」

蘭さんが、心もち顔を赤くしながらそう言った。

「うん、由美さん、お仕事がんばってね〜」

コナン君がそう言って、蘭さんに手を引かれて去って行った。


ココアのお陰で、とりあえずあったまって、元気が出たわ。


   ☆☆☆


「おや、君は、宮本君かね?」

この声は。
こちらも最近、しばしば事件現場に子供達とともに姿を現しているお爺ちゃん・・・も、もとい、お年寄りの阿笠さん。
ちょっと待って、お年寄りとも言っちゃいけないのよね、だって確か彼、まだ50代前半の筈。

まだそこまでお年を召している訳でもないのに、頭髪に不自由しているその姿に、何だか泣けて来た。

とと、そんな感傷にふけっている暇はないわ。
彼が居るって事は。

「「「「明けましておめでとうございます」」」」

子供達の元気な合唱。
少年探偵団の引率、いつもご苦労様。
正月から、子供達のお守りも大変ね。


「はい、おめでとう。そう言えばさっき、コナン君と蘭さんが通ったわよ」
「あいつ、オレ達が誘っても断ったくせに。付き合い悪いよな」

子供達の中でもリーダー格の、体の大きな小嶋元太君が、そう言った。
カチューシャの女の子・吉田歩美ちゃんが、少し目をウルウルさせて言った。

「だって、コナン君、蘭お姉さんの事が好きなんだもの・・・」

ちょ、ちょっと待って。
この言い方からすると、歩美ちゃんは、もしかしてコナン君にホの字?

全く、今時のガキンチョは・・・。
私は脱力しそうなのを辛うじて抑えて、笑顔を作った。

「で、でもね、歩美ちゃん。コナン君はね、蘭さんの恋人が高校生探偵の工藤新一君だって、嬉しそうに話してたわよ?だから、心配しなくても、コナン君の方はただ、蘭さんの事をお姉さんのように慕っているだけだと・・・」

私が辛うじてそう言うと、歩美ちゃんは首を横に振って言った。

「それはね。蘭お姉さんと、工藤新一さんとが、両思いだから。コナン君が身を引いたのよ!」

もう私は、苦笑いするしかない。

横で、もう1人の茶髪の女の子、灰原哀ちゃんが冷めた目で溜め息をついた。

「まったく・・・いつもは『んなんじゃねえよ、ただの幼馴染だ』なんて言ってるクセに。調子がイイったら」

哀ちゃんの言葉に、疑問符を顔に貼り付けたそばかすの男の子・円谷光彦君が突っ込んだ。

「灰原さん、蘭さんはそんな乱暴な言葉遣い、しないでしょう」
「・・・工藤君の話よ」
「ええ?灰原さんって、工藤新一さんと知り合いなんですか?」
「だって、遠い親戚だもの」

あら、初耳。
コナン君も、工藤君の遠い親戚だって言ってたけど。

コナン君もこの哀ちゃんも、子供のクセに妙に頭が回るのは、血筋かしら?

「由美さん、寒いでしょ。これ・・・」

そう言って、歩美ちゃんが暖かい紅茶を私に寄越そうとした。
この子って、ホント優しいわよねえ。
可愛いし、きっと将来、とってもイイ女になるわよね。
横から、哀ちゃんが口を出す。

「吉田さん、紅茶は利尿作用があるから、止めといた方が良いわよ」
「り、りにょ・・・?」
「・・・トイレに行きたくなるの」
「あ、そっか。お仕事中困るよね、トイレも混んでるし」
「ありがとう。気持ちだけ、頂くわ」

哀ちゃんって、冷めた言い方だし小難しい言葉は可愛げがないけど、この子なりに気を使ってくれてるのよね。
うん、イイ子達だ。

「じゃあ、飲み物じゃない方が良いんですかね?」
「肉まんだったら、オレ、持ってるぜ」

そう言って、小嶋君が私に、まだ湯気が立っている紙包みをくれた。

「あ、ありがと・・・でも、良いの?」
「ああ、元太君にはワシがまた、買ってあげるから。それ位、遠慮せんでいい。この寒空、お勤めしてくれる君達には、本当に感謝しておるんでな」

ああ、何か、子供達と阿笠博士の優しさが身に染みるわ。

阿笠博士は確か独身って事だけど、勿体ない。
きっと、お嫁さん貰ったらとっても大事にしてただろうにねえ。

お互い、異性運に恵まれてないわね。
私は密かに、阿笠博士に対して同志愛のようなものを感じていた。


「博士、そろそろ・・・」
「おお、そうじゃの。参拝がまだじゃった」
「それじゃ、またね。肉まんありがと、今年もよろしく〜」


私は笑顔で一行を見送りながら、温かい肉まんをほおばった。


   ☆☆☆


「おや、由美君。こんなところで何を?」
「何って・・・初詣交通整理以外の何に見えるって言うのよ」

私は、私より階級がずっと上の「警部さん」に対して、つい邪険な口を利いてしまった。
だって、今声をかけてきた白鳥警部は、私と歳も殆ど変わらないんだもの。

彼は、キャリアと呼ばれるエリートだから、昇進も早い。
エリートで将来有望、しかも結構有能、実家は金持ち、見た目もまあまあ。
ロクでもない男達の中では、掃き溜めに鶴、いや、掃き溜めに白鳥?


彼の唯一の欠点は、高木君と付き合い始めた美和子を、いまだに狙ってるって事ね。
私だって、結構良い女だって思うのに、眼中にもなさそう。ふう。

あ゛?
私が白鳥刑事の事好きなのかって?
冗談じゃないわ、誰が美和子の追っかけなんか好きになるもんですか!
私にだって、プライドってもんがあるのよ。

ま、白鳥警部には、いまだに未練がましく美和子を追っかけてる事を、利用させて貰おうって思ってるけどね。
ふふん、今度は美和子に、どんなひかり物(かブランド物)をプレゼントさせよう?(そして、それを私が借りるのよ)

「白鳥警部は、1人で初詣なの?」
「え?いや、僕は・・・その・・・」
「?仕事じゃないわよね」
「あ、いや、非番で・・・だから、初詣だよ、初詣」

そう言って白鳥警部は、そそくさと去って行った。
んん?妙に慌ててない?

さては、美和子と高木君って、この米花神社にお参りに来てるの?
はあああああ。
もうちょっと、人出が多くて、美和子ファンクラブの面々からつけられないような、明治神宮とかさ、そういうとこに行けば良かったのに。
でも、どんなとこに行っても、あの尾行に長けた猛者達を巻いてしまうのは無理か。

ああ、そっか〜。
白鳥警部、私が2人の行方を知ってるかと踏んで、声かけて来たって訳ね〜。
私はあの2人を見かけなかったけどな〜。
変装でもしてんのかしら?
あの猛者達の前には、変装も無駄だと思うけどね。

美和子、高木君、ご愁傷様。


でもさ〜、白鳥警部、アンタ本当に美和子以外の女性に対しては気が回らない人ね。
この寒空で仕事中の私に対して、ねぎらいの言葉ひとつないんだから。
あの千葉君ですら、差し入れをしてくれたって言うのによ。

私の脳内で、白鳥警部の位置が、今迄より更に急降下して行く。

本当だったら条件揃いでモテモテの筈のあの男、こんなだから女性達を敵に回して、美和子にも相手にされないのよ!
高木君も・・・気が利かなかったり余計な一言があったりするけど、まあ、まだ優しい部分があるから許せるわ。
だから、美和子と上手く行って頂戴って、応援する気にもなるんだもの。


それにしてもさ〜。
美和子と高木君、私が色々とお膳立てして、キューピッドとして活躍したってのに。
な〜んか、2人とも、感謝の念がないと言うか、何と言うか。

まあ、良いんだけどねえ。
美和子は、カッコ可愛くてモテモテなんだけど、じめついたとこのないサッパリした性格で、イイ友達だし。
高木君も、気が利かなくて気が弱くて見ててハラハライライラするヤツだけど、まあ、イイヤツだし。



「うわああああああん!!」

突然、子供の泣き声が聞こえた。
人波に揉まれながら、小さな男の子が泣いている。

「あら、坊や、どうしたの?お母さんとはぐれちゃったの?」

私が、営業用スマイルで、優しく声をかけると、子供はしゃくりあげながら、コクコクと頷いた。

「この子を、センターの方に連れて行くから、後よろしく」

同僚に声をかけて、子供を連れその場を離れようとすると。

「あ、この子は私が・・・」

声がかかった。
私は、子供に背丈を合わせて屈んでいたので、声の主を見上げる。

「みわ・・・!」

声を出そうとして、慌てて口元を押さえる。
そこに立っていたのは、美和子と高木君。

2人とも、お手軽に近所の神社にしちゃった訳?
あー、捜査1課の連中がウロチョロしている筈だわ、こりゃ。


高木君が苦笑いしている。

「ちょっと、大丈夫なの?白鳥警部とか、捜査1課の連中を見かけたわよ?」

私がこそこそと言うと。

「まあ、分かってるんすけどね。けど、この人ごみだから、一般初詣客の列に入れば、かえって表立って妨害しにくいかと・・・」

ま、そりゃ、確かに。
いくらあの猛者達でも、この参拝客の列を掻き分けて2人に近付こうとしたら、皆から怒られるだろうからね。

「高木君、妨害って、何の事よ?」

きょとんとした様子で美和子が言った。
この美和子の見事なまでの鈍感ぶりも、特筆に価するわよねえ。
でも、こんな美和子だからこそ私は、友達で居られるんだと思う。

「え、いや、まあ、非番と言っても、いつ何があるか分からないですし、この米花神社からなら出動もすぐ出来ますから」

ふむふむ、なるほどなるほど。
高木君の「言い訳」は、仕事熱心な美和子の考えそうな事だわ。

「じゃあ、その子の事は、お願いするわね」
「任せて」

子供を抱き上げて連れて行く2人を、私は微笑ましい気持ちで見送った。
2人とも、私の仕事を楽にさせる為ではなく、子供の為を思って、その行動を取ったのだと思う。
でも、そんな2人だから私は、応援したくもなるってもんなのよ。

美和子の後を追っかけ回すしか能のない、あの人やこの人に、爪の垢でも煎じて飲めって、言いたいわ。


 ◇     ◇     ◇     ◇     ◇


日もとっぷり暮れた頃。
夜の勤務交代者がやって来て、とりあえず今日の私達の仕事は終わりを告げた。
1年で1番長時間過密労働の日が、終わろうとしている。


「お疲れ様」
「お疲れさまあ」
「まあ、事故もなく、怪我人もなく。迷子もすぐに親が見つかって。世はすべて事もなし、か・・・」


私達は遅ればせながら参拝をして、甘酒を飲んで一息ついた。

色々あったけど、無事、今日の任務は果たしたわ。
年頭からいきなりお疲れモードだったけれどね。


初詣戦線、異常なし。

今年も1年、頑張ろう。
とりあえず、明けましておめでとう。



Fin.


+++++++++++++++++


<後書き>

このお話、お正月に初詣参拝をしながら、交通整理の警官の方々を見て、心中で労いながら、つらつらと考えたものです。
それならやっぱり、交通課の由美さん以外ないよなあと思って。

全然、ストーリーも何もなくて、すみません。
由美さんって、まだ掴めてない部分が大きいんだけど、書いてて楽しい。
何か私、警視庁メンバーでは由美さんが1番好きかも。

あんまり本題から横道に逸れて欲しくはないと思いつつも、青山御大、由美さんにお相手を作ってやってくれ!って気持ちです。
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