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オマケ…。
後夜祭の会場の片隅で…。
「なぁ、新一。」
「あんだよ、快斗。深刻そうな顔で…。」
「俺達の存在意義って有るのかな?」
「はぁ?!」
「だって、マジックなんてやった事の無い新一と、他人のフリを始めてやる蘭ちゃんが、俺と青子になりすましているのに、誰も気付かなかったんだぜ?」
「そんな事無いぜ。白馬と紅子さんは結構疑っていたぜ。」
「あの2人は別格。」
「じゃあ、俺達はどうなるんだ?いくら、オメーがなれているからって、始めての青子ちゃんのフォローをしきれるとは思えねーぜ?にもかかわらず誰にも、気付かれなかったんだろ?」
「そうだけど…。何でオメーは平気なんだよ?恐くはねーのか?」
「別に…。俺の存在を気付いてくれるのは…。」
そう言いながら、隣に座る蘭を抱き寄せた。
「コイツだけで十分。」
その言葉に、蘭は真っ赤になっていた。
「キザなやろー…。」
「じゃあ、オメーは何だ?どんなに上手く変装しても気付いてくれる人がもっと居て欲しいのか?」
「なっ?!青子は関係ねーだろ!!!」
「ふーん…。オメーのお母さんや、付き人していた寺井ちゃんって人も居るのに、何で青子ちゃんなんだ?」
その問いに快斗は真っ赤になり、そっぽを向いてしまった。
そんな快斗を見た新一は、一言。
「素直じゃねー奴…。」
と呟いていた。
青子はそんな快斗の横に座り、真っ赤になっていた…。
そんな4人を覗いている関西の2人組は…。
「えーなー…。蘭ちゃんも青子ちゃんもラブラブやんか…。(アタシなんか全然や…。)」
「和葉…、お前、あー言うのがええんか?あんなキザったらしいの嫌いとちゃうんか?(俺にあんな事せぇ言うんか?)」
「別に…。そう言う意味で言ったんとちゃうわ…。(ホンマこう言う事は鈍いんやな…平次。)」
「さよか。(さっぱり判らん…。)」
機から見ればこの2人もラブラブである…。(本人達が気付いていないが。)
さらに離れた場所で、そんな6人を覗く2人組…。
「園子さん…、貴方のお陰で、今年の文化祭は最高に面白くなりそうね…。」
「恵子さん…、ご協力感謝しますわ…。」
「いえいえ…。それよりも、あの人は…?」
「今日にも着く予定よ。」
「あの2人も巻き込むつもりでしょ?」
「当然。そっちにも居るんでしょ?」
「ええ。これで4組…今年の後夜祭は最高に盛り上がりそうね…。」
そう言って、くすくす笑う恵子と園子であった…。
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