オマケ…。



目覚まし、快斗の場合…。


「ごめんくださぁい!快斗君は?!」

青子の元気いっぱいの声が黒羽家に木霊した。

「あら、青子ちゃん。あの子はまだ寝てるわよ。」
「又夜更かししたんですかぁ!!!」
「そうなのよ…。悪いけど、私今から出掛けるから起こしてくれない?」

そう言って、快斗の母は出掛けて行った。

後に残された青子はブツブツと文句をたれながら、快斗を起こすべく2階に上がっていった。


  ☆☆☆


快斗の部屋に着いた青子は、ふとんに包まっている快斗を見つけた。

「こぉらぁ!!バ快斗ぉ!!もお朝だよぉ!!起きなさいっ!!!」
「良いじゃねーか…。青子…。チョットぐらい…。」
「駄目ぇ!!」

そう言うが早いか、青子は快斗のふとんを力ずくでひっぺ返した。

「ブェックション!!」

快斗はその寒さで目を覚ました…。
「快斗、起きた?」
「あ、ああ…。」

極上の笑顔で見つめられながら言われた快斗は、真っ赤になりながらぶっきらぼうに呟いた。

「良かった。じゃあ早く支度してよねっ!もう学校に行く時間が迫っているんだから。」
「判ってるよ…。(だからその笑顔は反則だって…。)」

青子のふんわりとした笑顔に照れながら快斗は着替える準備に入った…。
彼は薄々気付いていた…。
これが朝の習慣になって居る事を…。





「同じく、新一の場合」に続く。