オマケ…。


パーティがお開きになった後の工藤邸…。



「歩美ちゃん、随分コナン君の事心配してたわね…。」
「あんだよ?まさか、ガキ相手に焼き餅かぁ?!」
「ち、違うわよ!!!」

思わず真っ赤になる蘭…。
それに対して新一は不敵な顔になり、さらにせまる…。

「怪しいなぁ…。蘭ねぇちゃん、ホントの事言ったらどう?」
「なっ?!?!い、いきなりコナン君になるなんて!!ず、ずるいっ!!!」
「だって、蘭ねぇちゃんが呼んだんだよ、僕を…。」
「その声でそんな言い方しないで!!」

慌てふためく蘭に、新一は追い討ちをかける様に、変声機でコナンの声を出した…。

「じゃあ、これなら良いんだね?」
「変声機も反則!!!」
「良いじゃん…。久しぶりに甘えさせてよ、蘭ねぇちゃん…。」
「だ、だからその声はやめてって…。」

その後、新一は最高のクリスマスプレゼントをたんのうしたらしい…。


  ☆☆☆


同じ頃、残りの4人は…。


「俺達はこのまま帰るぜ…。」
「なんや?工藤に挨拶せんのか?」
「このまま帰るのがアイツにとって最高のプレゼントだぜ?」
「はぁ?なんやそれはぁ?」
「平次、アンタ人の恋路を邪魔したらアカンで…。」
「そうそう…。和葉ちゃんの言う通りだぜ。」

平次は快斗の言葉に今だ?マークを飛ばしていた…。
それに気付いた快斗が呆れた顔になり、こう付け加えた…。

「オメーだって、和葉ちゃんとのデートは邪魔されたくねーだろ?」
「なっ?!か、和葉は関係無いやろ?!」
「平はホントこういう事に弱いねぇ…。ボヤボヤしていると和葉ちゃん取られちゃうよ?」
「そう言うお前はどうなんや?」
「俺は昨日告白した。」

その一言で、昨日の事を思い出した青子はユデダコ状態になっていた。

「だから、今日は最高の宝石をたんのうしたいんでね…。では、失礼…。西の名探偵…。」

そう言って、今だユデダコ状態の青子を抱きながら(もちろんお姫様抱っこで)、家路についた…。
きっと、帰ってからゆっくりとたんのうするつもりなんだろう…。

それを見ていた和葉は…。

(えーな…。アタシはホンマにさっぱりや…。)

そう考えると、途端にシュンとなる和葉…。
それに対して、平次は…。

「どないしたんや?和葉、エライ元気無いで?」
「別に…。(どうせ、言うても判らんわ…。)」
「あんな格好{ミニスカサンタの事らしい}してたさかいな…。風邪ひいたかな?」

そう言って、和葉を抱きしめる平次…。
そうされると当然和葉は真っ赤になるので…。

「アカンわ…。和葉の奴、熱有るわ…。工藤には悪いけど直ぐ帰ろか…。」
「う、うん…。」
「こう言う時、一番エエのは人肌で温める事やからな…。駅まで俺が温めたるわ…。」

そう言って、ユデダコ状態の和葉をさらにキツク抱きしめる平次であった…。
彼女にとって、これが一番のクリスマスプレゼントだろう…。



全ての人に、メリークリスマス!!!



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