「ベイカー街の亡霊」
見聞記
警告!
ここは、映画のネタばれの部屋です。
誤って入ってしまった映画未鑑賞者の方は、
速やかにお戻り下さい。
第一部 マイカルみなとみらいへの道
14:05 家を出て、自転車でみなとみらいへ向かう。
14:30 横浜ワールドポーターズに到着。
そしてその中にあるワーナーマイカルみなとみらいの
チケットカウンターで、コナンのチケットを購入。
ここも前回の時のマイカル松竹シネマズ本牧と同様、
時間指定制を採用していた。
同じ系列だから当然か。
今回は16:25分のチケットを購入。
んで、マイカルみなとみらいをざっと見回したが、
他のマイカルシネマ同様の雰囲気を感じた。

↑これが今回のチケットの半券です。

15:15 近くのファミレスで腹ごしらえ。
15:55 横浜ワールドポーターズに戻る。
そしてパンフレットを購入。
16:04 入場開始。
16:08 今回コナンが上映される劇場を見回した所、
「ほう、割と広いじゃないか。」
と感じた。
何せ去年「天国へのカウントダウン」が上映された
マイカル松竹シネマズ本牧の劇場は
ホントに狭かったので、
ある意味新鮮な感じがした。
また、私が座った所は、目の位置がスクリーンの
ちょうど中央部に当たる、割と見晴らしのいい場所だった。

で、肝心の客の入りはと言うと、まだこの時点では、
あまり入ってはいなかったようだ。
勿論メインは家族連れである。
16:26 映画の予告が始まる。
ディズニー映画「スノードッグ」や
映画版「ナースのお仕事」を見て
大いに吹き出す。(笑)

第二部 ドキュメント「ベイカー街の亡霊」
注意!!
会長、去年同様、興奮のあまり
コワレていますが、あまりお気になさらずに。
16:35 そして遂にスクリーンにお馴染みの
「東宝」の文字が。

「さあ、ショータイムの始まりだ!!」

(From 怪盗キッド、←またかよ……。(爆))
始まりの舞台、M.I.T
(マサチューセッツ工科大学)。

そこに登場した天才少年、ヒロキ・サワダ。
彼は若干10歳ながら、DNA探査プログラムや
人工知能・ノアズアークといった、
私如き凡人にはとても想像がつかない
大発明をやってのけたが、
見た目は世の女性が一発で萌えそうな
美少年である。(何それ……。(爆))

そんな彼がどうして自殺を……?
また、彼が死ぬ間際に放った
ノアズアークのプログラムは一体何処へ……?

16:39 お定まりのオープニングテーマが流れるが、
今回は電脳世界が舞台なせいか、
背景がいかにもそれっぽかった。
んで、

「真実はいつも一つ!」

うーん……、やっぱり名言だなあ……。
16:42 そして舞台は二年後、
おなじみの面々が米花シティホールに集結。
新世代ゲーム機「コクーン」に息を呑む
歩美ちゃん、光彦、元太を見て、
「うんうん、やっぱり子供っぽくていいよなあ。」
と、感じる。
んが、ゲームが苦手なコナンはあまり興味なさそう。
って、あんたアクションゲームはだめなのね。
やっぱりロールプレイングゲームやシミュレーションゲーム
といった頭を使うゲームが得意なのだろうね、きっと。

この間、都合により省略。(爆)

17:47 次なる舞台はオペラハウス。
ターゲットはアイリーン・アドラーさん。
そのフォルムはやっぱし有希子さんでした。
メッチャ綺麗で、しかも度胸満点。
優作さん、モロにフィードバックしましたね。

で、その歌唱力もなかなかのもの。
ホンマにええなあ……。

と思ったら、劇場爆破!?
おい!やりすぎだよ、モリアーティ教授!!

ここで江守君と滝沢君が
アイリーンさんを守って負傷退場。
君らも成長したなあ。
17:51 そして遂に哀ちゃんまで!

「貴方は私達のホームズなんだから……。」

ううっ、泣かせるなあ……。

コナンの本編ではこういうシーンは
絶対に見たくないとマジで感じました。
17:52 そして次なる舞台はチャリング・クロス駅。
……って、何かやな予感が……。
17:55 列車内でジャック・ザ・リッパーを探す三人。
そして遂に奴にたどり着いた。
その決め手が指輪とは、さすがはコナン。
目の付け所が違うなあ。
18:00 だが、話は最悪の展開に!
ああ、蘭ちゃん、J.T.Rを道連れに
谷底へダイブだなんて……、

悲しすぎるよ……。(T T)

けど蘭ちゃんはコナンの事を完全に信じてるからこそ、
ああいう事が出来たのかもしれないと思いました。
彼女の勇気に乾杯!
……って、頼むから本編では絶対にやらないで下さいね。
これマジで心臓に悪いんですから。(爆)
18:02 さあ、ここまで来たら頑張ってくれ、コナン!
……と思ったら、


絶望するなあ
ーーーっっっ!!!


おい、頼むぜ、コナン!
もはや最後の希望はお前だけなんだぞ。
諸星もそう叱咤激励してるじゃないか……って、
以外だな、彼が最後まで残るなんて。
じゃなくて!
……アカンな、コナンの奴、蘭ちゃんを失ったショックが
途轍もなく大きかったらしく、完全に魂の抜け殻になってやがる。

希望は!?希望は何処!?

18:05 と、そこへ我等がホームズが出現。
おお、希望が自らやってきた!

そして彼が出した僅かなヒントから
最後尾の貨物車へ諸星君とダッシュ!!

なるほど!
ワインを緩衝材代わりにして自分たちにかかる衝撃を
和らげようとは、やっぱり俺たちのコナン、
立ち直りも早いぜ!!

そして列車は駅に突っ込んで……。

18:07














再びコナンが目覚めるとそこはスタート地点。

やったぜ!
コナンが勝ったんだあ!!


そして彼に近づく諸星君、いや、ノアズアーク。
彼はヒロキ・サワダ君の姿をとり、
自分の負けを認めた。
潔くて、実にいいじゃないですか。
恐らくコナンは、冒険のさなかにも見るべき所は
きっちりと見ていて、それで諸星君がノアズアーク
だと言う事に気づいたのだろう。
もっともそう確信したのは、ホームズからヒントを
もらって貨物車のワイン樽を全てぶち割った
後かもしれませんが。

そのノアズアーク=ヒロキ君が
人間の無限の可能性を知った事を
コナンに話す場面は正に感動モノでした。
そして、


「自分は生まれてはいけなかったんだ。」

と言うシーンでは、私感動のあまり目が涙で
潤んでしまいました。
でも彼にとっては悔いなど微塵もないでしょう。
なぜなら、彼が最も欲しがっていた
「人間の愛情」と言う物を手に入れる事が
出来たのですから……。







さようなら、ノアズアーク。

















さようなら……、
































ヒロキ君……。








































18:11 次々とコクーンから生還する子供たち。
我等が蘭ちゃんに哀ちゃん、少年探偵団も
無事に復活。
ああ、よかった。

そしてオッちゃんもよかったねえ。
滝の如く涙を流しているのを見て、
心の奥底から蘭ちゃんの事を
心配していたのだと感じました。

最後のコナンと優作さんのアイコンタクト。
親子の信頼の厚さがはっきりと出ていましたね。

ああ、良きかな良きかな。

18:15 で、エンディング。
B’zの「Everlasting」、ええ曲やなあ……。
18:19 蘭ちゃんとオッちゃんがぐっすりと眠る真夜中……。
アクションゲームに悪戦苦闘するコナンの姿が。
あんまり無理するなよ……。
18:22 マイカルから出て自宅に向かう。おしまい。

第三部 総括「ベイカー街の亡霊」
今回の映画は、はっきり言って、















ちょー
感動しましたーーっっ!!


(但し、何も考えずに見たからですが……。(爆))
















今回私は、「ベイカー街の亡霊」を見るに当たって、
事前に色んなHPのBBSでその様子を見に行きましたが、
この映画に対する評価がとても低い事を匂わすカキコを
随所で見かけた為、それへの対処法としまして、
私の中で形成されてきました
コナンに対する固定概念全て家に置いてきて
コナン本編の超基本設定
だけを持って映画に臨みました。
そしてその結果得た成果というのが、


1.コナンも私たちと同じ人間だった。

2.ノアズアーク=ヒロキ君の成長を通して
人間の無限の可能性と言うものを再認識した。



の二つのポイントであります。



まず、1番目のポイントですが、
原作やアニメの本編において、常に完璧に物事をこなすコナンを
見続けている私にとっては、かなり
新鮮に映りました

上記のドキュメントレポートにも書きましたとおり、
私も最初このシーンを見た時、皆様方と同様、
「絶望するなあ!」と心の中で絶叫しましたが、
後で冷静になって考えてみた時、

「やはりコナンと言えども人の子だったのか。」

と改めて思いました。


私が映画から帰ってきた時、真っ先に他の方達の
感想を見にネットサーフィンに出向きました所、
ほとんどの方がこのコナンの絶望シーンに対して


「絶望するコナンなんてコナンじゃない。」


と、非難ごうごうでした。
しかし、考えてみましょう。
あのSLのシーンでは、蘭ちゃんがジャック・ザ・リッパーもろとも
橋から飛び降りる所をコナンは目の当たりにしてしまったのですよ。
しかも列車を止める手段を現時点で全て失った中での出来事ですから、
コナンの精神的ダメージは(それが如何に電脳世界の出来事とはいえ、)
蘭ちゃんを守りきれなかった自責の念で一挙に爆増した筈です。
そしてそれは、私達が想像するよりも遥かに大きいものだったのでしょう。
あの後コナンが魂の抜け殻みたいになってしまったのが
その証左なのですから。

また、私達はコナンの超人的な活躍をずっと見続けてきた為に、
いつの間にか
コナン(新一)の神格化が自分の心の奥底で形成されて、

「コナンも私たちと同じ人間なんだ。」

と言う、
基本的な事をついつい忘れていたのかもしれません。
そしてその事から、

「コナンが絶望する事など決してありえない。」

と言う
固定観念が出来てしまったのではないかと私は感じました。
そうでなければ、殆どの方たちが

「絶望するコナンなんてコナンじゃない。」

なんて
共通悪評を下すわけ無いですもの。

けど改めて言います。

「コナンも私たちと同じ人間なんです。」

だからこそ、野沢尚さんがパンフレットで語った通り、
優作さんの思いが通じて、コナンは再び立ち上がる事が
出来たのですから、この真実だけは決して忘れないで下さいね★


んが、これはこれと致しまして、
私はもう二度と絶望するコナンなんて見たくないです。
だってアレ、
マジで心臓に悪いですもの。(爆)


注:上記の意見は4月21日時点のものです。(爆)




そして2番目のポイントです。


ノアズアークの生みの親であるヒロキ君は、
両親が離婚した上に、絶大な才能を持ちながらも
個性を軽視する日本社会に受け入れられず、
そして自らの可能性を試すために渡ったアメリカでも、
彼が持つ特異な才能を伸ばすという美名の下に、
シンドラー会長によってかごの中の小鳥同様の
何の自由も無い生活を強いられていました。
その挙句に、自分の命までもが危機にさらされて、
何もかもに絶望した彼が、
己が分身ノアズアークに全てを託して
この世から飛び去っていったのを思い起こすと、
私はヒロキ君が大変不憫に思えてきました。
更にはその会長に自分のお父さんまで殺害されたのを
(ノアズアークの姿ではありますが)目の当たりにしては、
怒りと憎しみで心が覆われても当然だと思いました。

そこでノアズアークは、表向きは「日本をリセットする」と
言いましたが、本当は父を殺した真犯人であるシンドラー会長を、
共に追い詰める為の仲間を求める為にあえてあのような
手段をとったのではないかと私は感じ取りました。

何故ならノアズアークには、自分が人工知能の身である為、
例え真犯人を見たと証言しても到底信じてもらえない事は
わかっていますから、自分に代わってそれを証言してくれる者を
必要としていた事にもはや疑う余地は無いでしょう。
シンドラー会長がそれを何よりも恐れていた事が
その事実を雄弁に物語っています。

そしてその彼のお眼鏡にかなったのが、
江戸川コナン=工藤新一であり、
彼はノアズアークの期待に見事に応えてくれました。


コクーンのゲームマスターとなったノアズアークは、
真犯人への答えがある19世紀のロンドンのステージに
飛び込んで来たコナンたちに色んな試練を課しつつ、
諸星君の姿を借りて彼らの様子を常に見守っていました。
その過程で、少年探偵団や3悪ガキが示したコナンへの
「信頼」
蘭ちゃんと哀ちゃんが示したコナンへの
「愛情」
そして優作さんが示したコナンへの
「親子の心のつながり」
目の当たりにして、ノアズアーク=ヒロキ君は
人間の無限の可能性と言う物を知る事が出来ました。
そしてそれらは、
ヒロキ君が最も求めていたものでもあったのです。
彼自身がその事をコナンに語ったシーンを見た時、私は本当に感動しました。
更に、

「自分は生まれてはいけなかったんだ。」

みたいな事をヒロキ君が語るシーンを見て、
私の目頭が一気に熱くなりました。
つーか、このシーンを見るために映画館に行ったと言っても
決して過言ではないかもしれません。
(↑大げさだなあ……。)
ともかく、私自身は今回のお話は本当に最高だと感じました。
だって、ろくに感動した事など無い私に、
感動の涙を流させたのですから……。





さてさて、今回のお話ほど、
見る人の着眼点によって、
評価が両極端になってしまう作品はありませんでした。
その当時俺がネットで見てきました「ベイカー街の亡霊」の感想の内、
99パーセントが否定的な意見で占められていました。
曰く、


「あんなのはコナンじゃない。」

「もう二度と書かないでくれ。」


「ちゃんとコナンの事勉強してるのか!?」



と、真実を語っておりました。
ですが、私はやはりこのお話は

一応は名探偵コナンの話だと思っております。
(但し、何も考えずに見た場合ですが……。(爆))


ともかく、野沢尚さん、ホントにやってくれましたよ。
さすがに「眠れる森(注1)」や、「眠れぬ夜を抱いて(注2)」
の名作を書いただけの事はあります。
だけどですね、




もう二度と名探偵コナンには
関わらないで下さいね。
永遠に。(怒)






注1:ミポリンとキムタクが主演したフジテレビ系のドラマ。
注2:今テレビ朝日系列で放映されている、財前直美と仲村トオル主演のドラマ。
元々はスポーツニッポンで連載されていた小説が原作で、
スポニチの読者である私は、毎日楽しみに読んでました。



第四部 後書き
しかし、去年もそうだったけど、
暗い中で映画見ながらレポートメモを取るのは
マジで大変でした。
しかも、それを解読&翻訳する事がまた骨で、
UPが遅れたのもそのせいなんですよ。
これ、解読できますか?
(因みに私は全て解読できませんでした。
執筆者のくせに情けない……。(爆))

今度は鉛筆で書こうかな。
やっぱボールペンは使いづらそうだし。(←ヲヒ。)

と、言うわけで、
お・し・ま・い♪
戻る時はブラウザの「戻る」で。