今更ながらの銀翼感想
By ドミ
その1
DVDをゲットして、改めて銀翼鑑賞。
ビデオ鑑賞では映画と違い、画面が小さいのが難だが。反面、気になる場面をリピートしながらゆっくり見られるというメリットがある。
さて、私がこの映画で1番「新蘭」を感じて、萌えたのは。
コナンくんが新一として蘭ちゃんに「通信(実際は機内の内線通話)」をした場面である。
蘭ちゃんが新一くんへの感情剥き出しにした、あの台詞の数々。
私にとっては、あれこそが新蘭。
誰が何と言おうと新蘭、だった。
また、和佳奈さんと勝平さんの演技がまた、いつもながらに秀逸で。
新一くんに恋する乙女・蘭ちゃんと、蘭ちゃんへの愛に溢れた新一くんとを、好演している。
そう。
「蘭、オレだ」という時の新一くんは、キッドの「偽新一」声と違って、蘭ちゃんへの愛に溢れている。
そこの演じ分けが自然に出来てる勝平さんは、本当に素晴らしいと思う。
多くの方が、「迷宮ではそうでなかった蘭ちゃんが、何故この場面ではあれだけ新一くんに文句を言ったのか」疑問を呈していたが。
私からしてみれば、あれにこそ「蘭ちゃんの新一くんへの『愛』」を感じ、萌え萌え〜だったのである。
つまりあれってね。
この世で唯一、新一くんだけが。蘭ちゃんが自分をさらけ出して甘えられる相手である事を、如実に示しているのだ。
父親である小五郎さんにも、母親である英里さんにも、蘭ちゃんはそこまで自分を出せないし、甘えられない。
園子ちゃん相手にはかなり等身大の自分を出せているが、それでも、そこまでには甘えられない。
両肩に多くの乗客の命がかかっていて、その重責に押し潰されそうで。
それでも必死で逃げないように頑張っていた、けなげな蘭ちゃん。
本当、けなげだよねえ。自分ひとりの事だけだったら、逆にあんなに押し潰されそうにならないもの。
その張り詰めた神経が、新一くんの声で緩み。
だからこその暴言の数々だったのだ。
暴言?そうだよ。だって今回に関しては、新一くんがそこにいない事を怒るのは、「理不尽」だもの。
蘭ちゃんも、新一くんも、その事には全く気付いていないけれど。
あの電話越しの会話は、園子ちゃんですら入り込む事が適わない、余人が入る余地の全くない、2人だけの世界であった。
むしろ、「私は好きだよ」の台詞こそ、余計だって思ったね。
だって、あの台詞があるばかりに、全てを「なかった事」にしなければならなくて。
蘭ちゃんが、「あれもキッドだったんだ」と自分を納得させなければならなくて。
あの、「新一と蘭」としての会話が、全て。
「なかった事」になってしまったのが、私としては何とも悔しい。
「セーフ・セーフ」と言う蘭ちゃんは可愛かったが、私には。
納得行かねえ〜〜〜っ!!
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