Happy Halloween 久遠の一族番外編



byドミ



このお話は、新蘭快青「ヴァンパイア」パラレルです。
「久遠の一族」というお話の番外編です。

ハロウィンといえば、ヴァンパイアで、「久遠の一族」。
エースヘヴンではこれが定番になるかもしれません。
去年のお話に、1話、新たに付け加わっています。


この4人は、パラレルの中でも、ちょっと人間関係が特殊です。


《久遠の一族》
ヴァンパイアの一族。人間の血・生気と、赤い薔薇の生気を糧とする。
人間の血を吸い、同時に自分の血を分け与える事で、一族に迎え入れる事が出来る。ただ、代を重ねると血が薄まり、人間を仲間に入れる事が出来なくなる、らしい。一族になると、年を取らなくなる。また、余程の事がない限り、死なない。

《舞台:欧州・帝丹国》
 主な人物名が日本名であろうと、風習の一部が日本に似ていようと、舞台は何故か、ヨーロッパ。


《人物設定》

<工藤新一>
16世紀末の生まれ。工藤優作伯爵の嫡子だった。17歳の時に、一族に加えられた。ヴァンパイアである自身の存在を疎んじていたが、蘭との出会いで、生きる喜びに目覚めた。

<工藤(毛利)蘭>
18世紀中期の生まれ。毛利小五郎子爵の一人娘だった。幼い頃に出会った新一と強く惹かれ合う。17歳の時、瀕死の重傷を負い、新一によって仲間に加えられた。

<中森青子>
1993年9月生まれ。新一と蘭の娘。生殖能力がない筈だった久遠の一族での、初めての子供。
生まれた時、ヴァンパイアの要素が全くないと思われていた為、中森銀三の養女となり、出生の秘密を知らないままに育った。しかし、快斗と結ばれ、破瓜の血を流した事で、一族の血に目覚めた。

<黒羽快斗>
1993年6月21日生まれ。青子の幼馴染み。
父の敵を打ち、怪盗キッドとしての最後の仕事を終えた後、青子と共に生きる為に、自らの意思で一族に加わった。



以上OKの方のみ、企画内容へどうぞ!



 第1話に続く。