「新ちゃん!!!やるじゃないの!!!蘭ちゃんのためなら次元を飛び越え、死神をも叩きのめせるのね!!!!」
「さすがね!!さすがだわ!!!」
「蘭ちゃん羨ましいわ…。」
「工藤、お前ってホンマ凄いんやな…。」

その話を聴いた有希子、和葉、平次、園子の4人は口々に感嘆の声を上げた。
それに対して新一は、勝手にしろと言わんばかりに呆れた顔になっていた。
だが、その事が逆に平次の不信感を煽った。

「工藤。」
「な、なんだよ?服部。」
「何か変やな…。」
「な、何が…?」
「何が?やない!!お前、さっき工藤のオカンの話しを聴いた時に“与太話”とか言うて思いっきり否定しとったくせに何で今の話も“与太話”として笑い飛ばさへんねん?!」
「(ゲッ!!し、しまった…!!)い、言った所でオメーらが信じるに決ってるだろ!!!」
「工藤、お前俺をなめてんのとちゃうか?」
「ま、まさか…。大阪府警現職のエリート刑事であるお前をなめてなんかいねーよ!!」
「嘘つけっ!!ほんなら何で隠し事するんや!!!お前、俺が何も気付かんと思ってなめとったらアカンで!!」

平次のその言葉に冷や汗をタラタラ垂れ流す新一…。
そしてそんな新一をさらに平次が畳み掛けた。

「吐けっ!!何もかも吐いて楽になってまえっ!!!」

平蔵直伝の落しのテクニック(実際何人かの容疑者が落ちている)を駆使して新一を尋問する平次…。
そんな新一に助け舟を出す人間など(蘭を除いて)いる筈もなく、新一は諦めて話し始めた。