C-K Generations
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Ωmega
By 東海帝皇(制作協力 ドミ)
第二部 勇者激闘編
Vol.12 お台場大空爆!江古田組絶体絶命!!
某所にて……。
「ええい、何と言うザマだ!!」
四幹部たちに対して激高するダルクマドンナ。
「パンドラ取得どころか、我が兵どもが次々と倒されていくこの現状はどう言う事か!?」
「ブラウンフォックスは、全国の警察組織内に、対特殊能力の捜査を行う部門を設置して、それらにシャドウドールの討伐を行わせているようです。」
説明するシャドウマリア。
「しかもそれらは、シャドウファイタークラスのドールをも撃破するほど強力で。」
補足するゲインズボロースミロドン。
「シャドウロードは簡単に生産が利かない物故、大量投入する訳にはいかんのです。」
アイアンスナッパーが続く。
「ぐぐぐ……、何か良いアイデアは無いのか!?」
とのダルクマドンナの問いに、
「もし宜しければ、この俺に任せては頂けませぬか。」
と力強く応ずる者が。
「ほう、ディムグレイガルーダか。」
「何か方策はあるのか?」
「恐れながら申し上げます。俺は今までの奴らとの戦いを見て、ある事に気付きまして。」
「ある事とは?」
「それは実際に見て頂ければ分かります。どうか俺に出撃の許可を。」
傅くディムグレイガルーダ。
「ほう、そこまで言い切るからには期待しても良さそうだな。よかろう、行け!!」
「ハハッ!!」
一礼したディムグレイガルーダは、その場を退く。
「あやつめ、何に気付いたというのか……。」
呟くアイアンスナッパー。
「まあ、お手並み拝見と行こうではないか。」
「大口を叩いて失敗せねば良いがな。」
シャドウマリアやゲインズボロースミロドンが続いた。
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